今日の本は
『戦略思考のすすめ』[河瀬 誠]
です。
マーケティングというのは、”技術独りよがり”に
なってはダメだなと思わせる本でした。
どうしても製品戦略というのは作る側の論理に
偏ってしまいます。
作ったものが、お客のニーズだと思い込んでしまう
場合が多い。
先ずは自分の考えたものは、”お客さんのニーズから
かけ離れている”ことを認めることから始めるのが
いいようです。
間近な家族などに話してみて、興味を引く話なのか
確かめてみるのもよいらしいです。
お客さんは、作る側がこだわっていることに特段
興味がないかもしれません。
お客さんは、自分が求めていることが、製品を買う
ことで満たされればいいわけです。
他に、いい製品があれば、お客さんはそちらを買う
判断をするでしょう。
製品は買ってもらえなければ、何にもなりません。
作る側の“独りよがり”よりも、お客さんの求めている
ことにヒットさせる方が、どんなに重要なことか、
それをわかった上で、製品作りをしないと、
とんだピント外れになってしまうんですね。
この本からの学びは、以下の通り。
この3つをアファメーションとします。
★★★★★★★アファメーション★★★★★★★★
①”おいしいニッチ”を見つけよう
⇒たとえ小さい会社でも”おいしい市場”を見つけら
れればやっていける。
それが小さいニッチだとしても、利益率は必ずしも
悪くはなりません。
お客のニーズを満たしてさえいれば売上高は
小さくても、むしろ外敵の少ない、利益率の大きな
ビジネスができます。
広大な市場のど真中で勝負するのは少数の
大手企業です。
そこに入り込むと、価格競争で勝負するしかなくなり、
利益率はどんどん薄くなってしまいます。
競争とは、如何に”おいしいニッチ”を見つけ、
そこでお客をしっかり掴むかということ。
こういう戦略のとり方をしないと、なかなか成功は
できません。。。
わかる気がしますよね。
②最大の報酬は”仕事の面白さ”である
⇒人間誰しも、楽しく、意義の感じられる仕事を
したい、誰かに期待され、感謝されたい
といった自己実現の願いを持っています。
それを満足させることが最大の報酬である
と著者は言っています。
”仕事の面白さ”は次の要素に分解できる。
(1)チャレンジ
(2)裁量の広さ
(3)仕事の質
(4)会社への貢献
(5)社会への貢献
(6)仕事の見通し
(7)チームへの信頼
(8)自分の成長
どの面白さを見つけることができるでしょうか。
人それぞれでしょうが、考えてみるといいと思います。
③社員に成長の機会を提供する
⇒個人が成長するカギは「責任」にあります。
仕事に対する責任を感じて、初めて真剣に
仕事に取り組むことができるようになります。
責任を持つとは、仕事にふさわしく成長する
気概を持つこと。
成長を志すならば、自分から責任のある仕事を
積極的に引き受けていくしかありません。
社員達の成長を促すなら、「言い訳がきかない
環境を作ること」 これを徹底する。
これが責任を自覚して前向きに取り組む社員を
積極的に成長させる組織を作っていくことに
なります。
。。。深いですね。
責任=成長ということなんですが、
気概を持って仕事している人は、あまり多いと
思えません。
寂しいことです。。。って、おいらもかな?(^^;)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
個人の思考をどうしようという話もありますが、
会社という組織をどのように強くしていくかという
ツボをたくさんあげている本です。
一通り知っておいて損はないでしょう。
そう思います。
