今日の本は、
『アイディアを10倍生む考える力』[斎藤 孝]
です。
『「考える」とは言葉を操る技である』と著者は言っています。
悩み事に思い煩っているような「思い」、「悩む」状態は
「考える」では無いと。。。
アイディアを生み、アウトプットするなど生産的なことに
結びつく作業を「考える」と呼ぶそうです。
で、「考える」ことには、言葉を道具として使う技の
側面があって、言葉を操ることに慣れていないと
「考える」という脳の作業ができないということです。
考える力を引き出すためにはどうしたら良いのか。
まずは、紙に考えるテーマから連想されるキーワードを
どんどん書いていき、マップのように列挙してみます。
次に、書き出したキーワードそれぞれのつながりを
みていく。。。
自分の脳の中に散らばっていた情報を結びつけていく
ということですよね。
こういう作業が「具体的に考える」ということの
基本になるそうです。 ・・・なるほど。
世の中の「できる人」というのは、何か現実の問題を
乗り越えようとしたとき、何が問題なのかはっきりと
設定し、その課題について、どうすれば解決できるのか
を具体的に考えています。
言葉だけでなく、それを列挙して、図化して、検証して、
何がいいのかを絞り込んでいくんですね。
言われると当たり前ですが、参考になりました。
さて、この本からは、アイディアを生み出す
クリエイティブな思考をするための方法を学びたいと
考えました。
この本からの学びは、以下の通り。
この3つをアファメーションとします。
★★★★★★★アファメーション★★★★★★★★
①「音読」「単純計算」で前頭前野を鍛えまくる
⇒意欲や考えることなど、人間らしい能力を司って
いるのは、脳の前頭前野の領域なのだそうです。
前頭前野は使えば使うほど、働きが活発になります。
要は負荷をかけ、苦労させる方が活発になるということです。
逆に言うと、楽をして考えない生活をしたり、
工夫のない生活をしていたら活動は衰え、ボケるそうです。
前頭前野を活動させるためには、「音読」「単純計算」が
非常に効果があるのがわかっています。
音読のように身体を使い、五感を目覚めさせることで
思考をさらに活発にできるということみたいです。
って聞くと、「音読」やってみたくなりますよね。
②「視点移動力」をつける:
「これを変えてみたらどうだろう」という考え方をしてみる
⇒思い込み、先入観があると考える力は止まってしまいます。
一般論から考えると思考は停止するということです。
そこから抜け出すためにはどうしたらよいか。
「もし~であれば」のように「これを変えてみたらどうだろう」
と考える方法が有効です。
たとえば「机の脚は4本」というのは一般論ですが、
「真ん中にもう一本脚があった方がもっと安定するのでは」
とか、「もし、これがあったらどうだろうか」「もし、これが
なかったらどうだろうか」と、想像力の世界でどんどん変更を
加えていくと、面白い発想が出てくるかもしれません。
③「無理矢理アナロジー」でこじつける:
いいアイディアはつながりそうにないものがつながっている
⇒これも②に似ている方法です。
「ふつうの考えをずらしていく」というやり方です。
「これとこれがどうしてくっつくの?」と思えるような
一見無関係なものをあえて結びつけてみるんです。
「○○は××である」という命題を立ててしまって、
これを証明する論理を無理矢理考えるのです。
無理矢理こじつけていく中で、新しいコンセプトが
生まれたりします。
今、世の中にあるものも、最初はつながりそうにないものが
つながった結果生まれたアイディアから作られたものが
多いですよね。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
この本の後ろの方に、読解のコツみたいなことが書いて
ありました。
「敵を読み取ると問題の本質が見える」と書かれています。
どういうことかというと、、、
文章というものは、筆者が「自分の主張をわかってくれ」
という目的で書かれています。
だから、「この人はどういう風に自分の主張が正しいことを
証明しようとしているか」という目でみるといいそうです。
その際、その人が否定しようとしている「敵」を見ると
わかりやすいそうです。
筆者が敵としている相手との関係を見つけるんですね。
そうすると、筆者の文章を書く動機とか、価値観は何か
という根本がつかみやすくなり、文章を深く読み解ける
ようになります。
納得ですね。
納得ですね。
