今日の本は、
『いつでも、逆に考えるとうまくいく。
もっと元気が出る71のヒント』[川北 義則]
です。
物事には順序というのがあります。
1の次は2、2の次は3、、、、
東からのぼったお日さまは、西に沈む。そして夜が、、、
僕らの思考も、この順序に支配されています。
わりと時系列に沿った順序になることが多いのかな?
順路を辿るように、最初はこれ、次はこれ
という風に、型にはまった考え方をしてしまいます。
『でも発想を変えて、逆から考えてみたら?』
というのが、この本の主張ですね。
そういう逆の面も見てみようよって言ってますね。
人間は常に二面性をもった存在です。
たとえば、経済的な安定を望む裏に、
お金を使いたいという気持ちが潜んでいます。
よくも悪くも人間はタテマエとホンネのはざまで
生きているものなのです。
だから、人の見方も、一面的に見るのでは
なく、常に裏を探ってみる必要があります。
他人は、ホンネのところは何を望んでいるのか
をしっかりとつかむと、人の理解が深まるかも
しれません。
面白い話が書いてありました。
“苦”があるからこそ、“楽”が引き立つという話です。
『釣れない釣りが釣りの醍醐味』と書かれています。
不本意な結果も進んで受け入れる態度が
生きる楽しみを見つけるためには、
とても大切なことなんですね。
「釣れない釣りがないとダメ」
釣れない釣りがあるからこそ、釣れたときの喜びが
大きくなるわけです。
仕事だって、やることなすこと成功していたら、
達成の喜びは半減してしまうものです。
なかなかできないイライラとか焦りも、
「楽しみは後にとっておくんだ」と思えば、
耐えて乗り越える勇気がわいてくるものです。
うまくいかないときは、うまくいったときのお膳立てと
考えて、受け入れる姿勢を持ちましょう。
「苦は楽の種」なんです。
この本からの学びは、以下の通り。
この3つをアファメーションとします。
★★★★★★★アファメーション★★★★★★★★
①求めることの反対の気持ちをもってみる
⇒人間、「うまくやろう」とか力むと
かえってミスを犯しやすくなってしまいます。
ほど良く、肩の力が抜けたとき、一番実力が
発揮できるようになります。
この感覚、わかりますよね。
一番強力な状態は、無心でガムシャラになって
いることです。
でも、無心の境地に入るのはそう簡単では
ありません。
そこで、次善の策として、
「求める結果と反対の気持ちをもつ」というのも
有効なんです。
たとえば、野球で満塁のピンチに立たされたとき、
「打たれたくない」ではなく、
「よし、じゃホームラン打ってみな」と、
開き直って思い切り投げ込んでみる。
以外とそういうときのボールは力が乗って
打たれなかったりします。
②「やってみなはれ」でいってみる
⇒何でもやってみなければ結果はわかりません。
「これはどうか」と思うことは、どんどん実践に
移していこうという教えです。
人間、やってみる前に、「うまくいく」「いかない」
の判断を頭でして、行動にブレーキをかけてしまう
場合があります。
でも、あえて自分の判断を信用せずにやってみる
ほうがいいのです。
人は急にひらめくときがあります。
そのひらめきをすぐ実行に移してみましょう。
あれこれ考えると、必ずマイナス要素が見えて
躊躇することになります。
そうやって、逃しているチャンスがどれほど
あることか。
ひらめいたら、すぐに「やってみなはれ」で
いってみましょう。
③まず最悪の事態を想定してみる
⇒失敗学では「逆演算」ということを、
重視するそうです。
逆演算とは、最悪の事態をまず想定し、
それを防ぐ手立てを考えていくやり方です。
「こうすればうまくいく」という順演算ばかりで
考えていると、不測の事態が起きたとき、
うまく対応ができなかったりします。
「失敗は必ず起きる」という前提で考えましょう。
逆演算で備えておけば、痛手は最小限で
食い止めることができます。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
“失敗者は成功しやすい”という話が出てきます。
失敗者は、成功経験がない分、貪欲にいろんなものを
取り込んでいける柔軟性があります。
更に失敗の体験はあるので、それを避ける術を
もっています。
エジソンは、「失敗にどんな意義があるか?」という
質問に対して、「少なくとも、この方法はダメだと
わかるだけでも成功に一歩近づいてるんだ」
と答えたそうです。
最後にもう一つ。
“弱みをさらすと人間関係はうまくいく”という話です。
人間、どうしても人に対しては強がったことを
言ったりしがちです。
でも、人とうまくやろうと思うなら、
進んで自分の弱みの一つや二つは相手に教えて
あげた方がいいんです。
強みを披露するよりも、よほど相手は親近感を
もってくれます。
弱みをさらけだすことは、相手に『私はあなたを
信頼していますよ』ということの意思表示に
なります。
相手を特別扱いしていることを示すことになります。
親しい間柄とは、お互いの弱みを知っている
関係であるといってもいいんですね。
