今日の本は、
『脳に効く「睡眠学」』[宮崎 総一郎]
です。
睡眠の役割について、細かく説明されています。
そして、良質な睡眠をとるためには、
どうしたらよいかのポイントが書かれています。
先ず、睡眠の役割について、ウンチクの話。
人は何のために眠るのか。
睡眠には、疲れた脳や身体を休ませ、
回復させるという役割があります。
特に脳の修復、回復という点が、
睡眠の大きな役割です。
疲れた脳を回復させるには、
睡眠以外に方法がありません。
しかし、エネルギー消費量は18%にも及んでいま。
脳は身体の中でも最も活発に働いています。
その脳を回復させるのが睡眠。
人間は、生命を維持するために、
獲物をとったり農耕をしたりという
「活動」をしてきました。
「睡眠」は、よりよく「活動」するために、
備わった機構のようです。
脳や身体を修復、回復させ、
よりよく働くために眠るようになったみたいです。
睡眠は疲れた脳を休めるだけでなく、
「脳を創る」
「脳を育てる」
「脳を守る」
「脳を修復する」
という大切な役割を担っています。
睡眠はより良い活動をするために、
脳を育て、回復させるための、
巧妙にプログラムされた
素晴らしい生理機構なんですね。
また、記憶の整理のという面でも
睡眠は活躍(?)します。
私たちは、起きているかぎり、
さまざまな情報をインプットし続けていきます。
もし、そのまま情報が蓄積される一方なら、
コンピュータのハードディスクと同様に、
記憶容量はパンクしてしまうんですね。
そこで、インプットされた情報を
必要なものと不要なものに選別して、
必要なものは記憶させ、不要なものは消去する
という作業が、睡眠中、脳の中で
毎日行われているのです。
この本からの学びは、以下の通り。
この3つをアファメーションとします。
★★★★★★★アファメーション★★★★★★★★
①飲まないで寝るのが一番
⇒眠るために、寝酒を飲む人は多いと思います。
僕もそうです。
でも、寝酒は、「低酸素」状態を引き起こし、
危険であるという話が書かれています。
酔って寝ると、上気道周辺の筋肉が緩んでしまい、
気道が狭くなってしまうそうです。
そのため、無呼吸になってしまうのです。
「低酸素」状態では、充実した睡眠はとれません。
アルコールに頼った睡眠の危険性を、
まず理解しましょう。
結果、「飲まないで寝る」のが一番
ということになります。
ま、たしなむ程度で抑えましょう。
②夜は暗くする
⇒人は、メラトニンというホルモン物質が
分泌されると、眠くなるようになっているそうです。
そして、このメラトニンの分泌は、
身体にあたる光と強い関係があります。
メラトニンは、光の刺激を受けていると、
分泌が抑制され、暗くなると分泌される
ことがわかっています。
300ルクス程度の光でも、長時間浴び続けると、
メラトニンの分泌が抑制されるようです。
一般の家のリビングの照明は、
500~700ルクスだそうです。
つまり、普通に照明を点けているだけで、
寝にくい環境を作っているということですね。
夜の部屋は、少し暗くするよう心がけましょう。
③起きる時間にこだわる
⇒規則正しい、睡眠習慣を身に着けるには、
体内時計のリセットの時刻にこだわりましょう。
つまり「起きる時間」に、こだわることです。
起きる時間が決まれば、その時刻を中心にして
生活のリズムが出来上がっていきます。
起きる時間を固定化することで、
その軸を中心にうまく回っていくように
なるんですね。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
夜9時過ぎたら、食事や激しい運動をしない。
これも守るべき事項ですね。
人は眠るときは、体温が低くなっています。
昼間活動してヒートしたエンジンをさましているような
感じです。
よく眠くなると、手足が暖かくなったりしますね。
これは、熱を放出することで、深部体温を下げ、
眠りに入るための準備をしているらしいです。
夜遅く食べたりすると消化器官が働きだし、
体温を下げることができなくなります。
激しい運動も、体温を上げてしまうのでダメです。
プチ知識ですが、
電気毛布を使う場合は、寝る前に電源を入れ、
寝床を暖めておきましょう。
そして、布団に入るときに、スイッチを
切るとよいそうです。
そうすると、眠り始めは暖かく、心地よく眠りに
入ることができます。
その後は、電気毛布の温度も徐々に下がっていき、
深部体温もしっかり下がって、深い眠りを得ることが
できる。。。なるほど。
一晩中、電気毛布をONにしておくと、
体温を上げてしまうので、
夜中に目が覚めたりすることになるんだって。
