2012年3月1日木曜日

『脳に効く「睡眠学」』


今日の本は、
『脳に効く「睡眠学」』[宮崎 総一郎]
です。

睡眠の役割について、細かく説明されています。

そして、良質な睡眠をとるためには、
どうしたらよいかのポイントが書かれています。

先ず、睡眠の役割について、ウンチクの話。

人は何のために眠るのか。

睡眠には、疲れた脳や身体を休ませ、
回復させるという役割があります。

特に脳の修復、回復という点が、
睡眠の大きな役割です。

疲れた脳を回復させるには、
睡眠以外に方法がありません。

脳の重量は、体全体の2%しかありません。

しかし、エネルギー消費量は18%にも及んでいま。

脳は身体の中でも最も活発に働いています。

その脳を回復させるのが睡眠。

人間は、生命を維持するために、
獲物をとったり農耕をしたりという
「活動」をしてきました。

「睡眠」は、よりよく「活動」するために、
備わった機構のようです。

脳や身体を修復、回復させ、
よりよく働くために眠るようになったみたいです。

睡眠は疲れた脳を休めるだけでなく、
「脳を創る」
「脳を育てる」
「脳を守る」
「脳を修復する」
という大切な役割を担っています。

睡眠はより良い活動をするために、
脳を育て、回復させるための、
巧妙にプログラムされた
素晴らしい生理機構なんですね。

また、記憶の整理のという面でも
睡眠は活躍(?)します。

私たちは、起きているかぎり、
さまざまな情報をインプットし続けていきます。

もし、そのまま情報が蓄積される一方なら、
コンピュータのハードディスクと同様に、
記憶容量はパンクしてしまうんですね。

そこで、インプットされた情報を
必要なものと不要なものに選別して、
必要なものは記憶させ、不要なものは消去する
という作業が、睡眠中、脳の中で
毎日行われているのです。

この本からの学びは、以下の通り。

この3つをアファメーションとします。

★★★★★★★アファメーション★★★★★★★★

①飲まないで寝るのが一番

 ⇒眠るために、寝酒を飲む人は多いと思います。

  僕もそうです。

  でも、寝酒は、「低酸素」状態を引き起こし、
  危険であるという話が書かれています。

  酔って寝ると、上気道周辺の筋肉が緩んでしまい、
  気道が狭くなってしまうそうです。

  そのため、無呼吸になってしまうのです。

  「低酸素」状態では、充実した睡眠はとれません。

  アルコールに頼った睡眠の危険性を、
  まず理解しましょう。

  結果、「飲まないで寝る」のが一番 
  ということになります。

  ま、たしなむ程度で抑えましょう。


②夜は暗くする

 ⇒人は、メラトニンというホルモン物質が
  分泌されると、眠くなるようになっているそうです。

  そして、このメラトニンの分泌は、
  身体にあたる光と強い関係があります。

  メラトニンは、光の刺激を受けていると、
  分泌が抑制され、暗くなると分泌される
  ことがわかっています。

  300ルクス程度の光でも、長時間浴び続けると、
  メラトニンの分泌が抑制されるようです。

  一般の家のリビングの照明は、
  500~700ルクスだそうです。

  つまり、普通に照明を点けているだけで、
  寝にくい環境を作っているということですね。

  夜の部屋は、少し暗くするよう心がけましょう。


③起きる時間にこだわる

 ⇒規則正しい、睡眠習慣を身に着けるには、
  体内時計のリセットの時刻にこだわりましょう。

  つまり「起きる時間」に、こだわることです。

  起きる時間が決まれば、その時刻を中心にして
  生活のリズムが出来上がっていきます。

  起きる時間を固定化することで、
  その軸を中心にうまく回っていくように
  なるんですね。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

夜9時過ぎたら、食事や激しい運動をしない。

これも守るべき事項ですね。

人は眠るときは、体温が低くなっています。

昼間活動してヒートしたエンジンをさましているような
感じです。

よく眠くなると、手足が暖かくなったりしますね。

これは、熱を放出することで、深部体温を下げ、
眠りに入るための準備をしているらしいです。

夜遅く食べたりすると消化器官が働きだし、
体温を下げることができなくなります。

激しい運動も、体温を上げてしまうのでダメです。


プチ知識ですが、
電気毛布を使う場合は、寝る前に電源を入れ、
寝床を暖めておきましょう。

そして、布団に入るときに、スイッチを
切るとよいそうです。

そうすると、眠り始めは暖かく、心地よく眠りに
入ることができます。

その後は、電気毛布の温度も徐々に下がっていき、
深部体温もしっかり下がって、深い眠りを得ることが
できる。。。なるほど。

一晩中、電気毛布をONにしておくと、
体温を上げてしまうので、
夜中に目が覚めたりすることになるんだって。